愛しさと切なさとエスプレッソ

パンとマンションが好きな人のブログ

アフター〇〇

僕は苦手な人とは距離を置いて、自分の周りを快適にするようにしています。

だけどそんな人と仕事とかでね、関わらざるを得ない場合もあるじゃないですか。そんな時に僕はニックネームをつけるようにしています。心の中で、苦手な人への。

ニックネームは可愛らしいものがいいと思います。山田だったら山にゃんとか佐藤だったら佐藤ちんとか、安易で親しみやすいのがいいです。「山にゃんに指示貰わなきゃ」とか「佐藤ちん間違えてごめんね」なんて心の中で呼びながら、苦手意識を薄めていくのが目的です。

今までそうやってきたけどね、疫病にコロちゃんと名付けるのはダメでした。全然効果なし。しつこいコロちゃんの事が日毎に嫌いになります。

 

人との接触を8割減らしましょうと国からの指示。

仕事は相変わらず週に5回。テレワークや時差出勤ができない職種のために毎日出勤しています。うっかり始めてしまったバイトを合わせると週に6回。ギリギリ医療関係に位置づけされているが実際にはサービス業、といった感じの僕の仕事はコロちゃんを理由に休業になる事はありません。

休業を余儀なくされて収入が途絶える人がいる中で、変わらず仕事があるのはありがたい事かも知れない。だけど僕はコロちゃんのリスクを背負って出勤し、勤務をするのは嫌だと思ってしまう。

病院など最前線でコロちゃんの対応をする医師や看護師、技師さんなどはどう感じているんだろうと思う。こういった危機の中で命を守るという使命感をもって働いている病院スタッフをたくさん知っているけれど、単に生活する術としてその仕事を選んでいる人だってたくさんいるはず(だからといって使命感がないとは言っていない)。どちらにしてもリスクを負うのは怖いだろう。

医療関係者を労うために各所で青のライトアップがされているらしい。いや、ごめんなさい、善意である事は分かるけど、ちょっと本当にどうでもいい。